今の時点では変わっていません。近いうちには変わりますが、それでも今のところ、観光バスまでは改正対象にはなっていません。ただ、運転士の1日は最長16時間(これは運転士が出勤して仕事をして退社するまでの時間です)と定められ、車両点検や清掃時間、回送に費やす時間を差し引くと、概ね客に拘束される時間(旅行の出発から帰着まで)は12〜13時間程度になります。中間にどれだけ運転しない時間があっても、その客のために拘束されるので加算されます。それを踏まえ12時間以上は2名乗務というのは、非常に安全に前向きなバス会社であり理解している旅行会社と言えます。なお、2名乗務でも最長は20時間となります。詳しくは現行の基準である「バス運転者の労働時間等の改善基準ポイント」を参照して下さい。
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